を組み合わせることによる、「切らない」「再切除しない」二重の切開線、目頭切開線修正外来
そもそも
✴︎瘢痕組織を正常組織に近づける方法
瘢痕組織の特徴は、その組織の硬さと凹凸、及び表面の表皮細胞のなさが特徴となります。
それぞれに対する治療
1、硬さ:瘢痕組織の硬さは脂肪移植により柔らかくすることができます。瘢痕組織の間間に脂肪組織を入れていくようなイメージです。
2、凹凸:こちらは、脂肪組織、真皮組織を混ぜたものを、凹んだ部分に移植していくことにより、症状を改善します。脂肪幹細胞を入れるとより美しい改善を得ることができます。
✴︎瘢痕組織の表面、上下の皮膚の厚みを近づける方法
表面をリサーフェシングし、皮膚の厚みを均一化させ、場合によっては表皮細胞を移植することにより、瘢痕組織の表面を普通の皮膚に近づけます。
二重の切開では、腱膜、瞼板と皮膚の癒着を「瘢痕組織」で行うため、瘢痕組織が必ず残ります。すなわち、線は瘢痕組織そのものとなります。全切開で起こる不自然さは、切開線=瘢痕組織そのものによるものと、切開線の上下の皮膚の厚みが違うことが原因となります。
本来、上眼瞼の皮膚は眉から、眼瞼縁までかけて、連続的に薄くなっていきますが、皮膚を切除したことにより、その連続性がなくなり不自然な段差ができます。
治療は瘢痕組織をできる限り正常皮膚に近づけること、切開線上下の皮膚の厚みを近づけることによります。(左の写真は神戸大学医学部付属病院より転用)
治療費
片側 48万円(脂肪移植+真皮移植+リサーフェシング) 脂肪幹細胞を追加する場合+20万円